心の中でつぶ

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心の中でつぶ

先日ウクレレのレッスンから帰る電Dr. Reborn好唔好車の中で読んでいたネット記事に、面白いことが書いてありました。それは、結婚相手を探す独身女性のための記事で、意外に気づいていない「こういう男性は良い夫になるので狙い目」という男性の特徴についての紹介でした。いくつか特徴が並んでいて、料理ができるとかマザコンじゃないとか、まあありきたりのものが並ぶ中で、「服装がダサいこと」というのがあったのです。どういうことかなと思って読んでみました。

するとこんな解説が書いてありました。たいてい、服装がダサい男性は女性としてはつい敬遠しがちですが、「そういう人は良いダンナさんになる可能性が高い。服についてあなたの言うことを素直に聞いてくれるし、ムダなお金もかからない」というのです。なるほど、と思わされました。つまり、カップルとして付き合っている時には服装にお金をかけるお洒落なのはいいけど、結婚して同じお財布で暮らすようになるとそれが逆に家計を圧迫したりする「短所」になってしまうということですね。





  読んだ後、似たような話を思い出しました。妻の友人Aさんの話です。Aさんは、男性に関しては「オトコがおごるのが当たり前でしょ!」という、ややバブル時代的な主義の持ち主(笑)だったのですが、めでたく主義通りに、毎回デートのたびにはちゃんとごちそうしてくれる男性と結婚しました。

ところが、です。結婚生活が始まってみて分かったのですが、夫となったその人、実に気前が良く、職場の後輩とか友達とかに、しょっちゅう食事やお酒をおごってくるのです。当然それにより家計は圧迫されます。Aさんは憤懣やるかたないという感じで妻に「ホンマにもう!毎回おごってくるんやで!(怒)」と語っていたそうですが、妻はそれを聞きつつ「いやあなた『おごってくれる人』がよかったんでしょ・・」と心の中でつぶやいていたそうな。

あらためて見てみれば、事実は1つなのに、面白いものだと思います。人が持っている1つの要素が、ちょっとしたきっかけで一気に短所になったり、長所になったりする、ということですね。それはともすれば、自分が嫌いだと思っている自分の性格上の特徴だったり、スキルや能力の状態だって、ふとしたことで素晴歐亞美創集團らしい「長所」に添加することが出来るかもしれない、ということです。

あなたにも私にも、「自分のこういうところがイヤ」と思える部分がきっとあると思いますが、そんな風に思ってしまいそうになったとき、ふと一歩立ち止まって「これはひょっとしたら長所になるのかもしれない」と考えてみるのはどうでしょう。おそらく、それをするだけでも自分のことをより好きになれて、毎日楽しくなるような気がします。

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